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THE HOSHI AWARDS

  日経「星新一賞」


2013年にはじまった星新一賞は、日本経済新聞社主催の短編文学賞です。
大学院で農芸化学を学んだ理系作家・星新一にちなみ
理系的発想からうまれた作品を募集しています。



応募要項星新一からのアドバイス
アイデアを得るには文字数の参考例アーカイブ協賛・協力



SUBMISSION DETAILS

第11回 応募締切
2023年10月2日 23時59分

 年齢制限 文字数上限 グランプリ副賞
一般部門:制限なし10,000字100万円
ジュニア:中学生以下5,000字10万円

グランプリ受賞者には、正賞としてホシヅルトロフィーが贈られます。
一般には優秀賞。ジュニアには準グランプリと優秀賞もあります。
応募要項などの詳細は、日経「星新一賞」公式ウェブサイトへ。



ADVICE

星新一からのアドバイス

【アイデアを育てる三原則】

  1. 知識の断片をふやす。読書、人生経験など。
  2. 常識のわくにとらわれない気持ちで、それらの断片を組み合わせる。
  3. 常識のわくを取り戻して、組み合わせた結果が、ある効果を示すものかどうか、冷静に研究する。

出典:角川文庫『きまぐれ博物誌』所収「SFの短編の書き方」*



【プロット上達の秘訣】

読んで笑った小説があったら、その場でそれを覚えなさい。 いいなぁと思った短編があったら、筋を要約して覚えこみなさい。 漫才や落語を聞いていて吹きだしたら、その部分をすぐに暗記すること。 テレビのスパイ物を見て楽しかった場合も、また同じ。 映画を見て帰ったら、家の人なり友人にストーリーを話すようにしなさい。 こんなことをくりかえしているうちに、しぜんとコツのようなものが身についてくる。

出典:「ボーイズライフ」1967年9月号付録「最新SF事典」



【ストーリーを因数分解】

SF的テクニックというものは、その気になれば、なんとか身につきます。 数学の因数分解の公式のようなもの。

出典:星新一・福島正実対談「SFと純文学との出会い」
「三田文学」1970年10月号初出
徳間書店『きまぐれ星からの伝言』再録



【作家の心構え】

私は他の分野の仕事をあまり知らないが、彫刻家など、作ってはこわし、作ってはこわしをくりかえしているのではなかろうか。 そして、第三者から見て、どこが悪いのかわからぬのが多いのだろう。 そのあげく、自己の許せる水準以上のものを残す。 作品とは、そういうものなのだ。

出典:新潮文庫『できそこない博物館』所収「スペース・オペラなど」



【SFの意義】

SFとは、現状のあらゆるものへの不満のあらわれと思います。 この感情によって人間は進歩する。 それを形にするところに、SFの意義があるのでしょう。

出典:インタビュー 星新一
「BeM」1967年7月(8号)初出
徳間書店『きまぐれ星からの伝言』再録



IDEA SAMPLES

星新一いわく、アイデアを得るやりかたのひとつは
「まるでちがったものを二つ組み合わせてみること」
たとえば、こんな風に?

ロボット× もぐら= 「花とひみつ」
宇宙人×マジシャン「ボウシ」
電話×広告「無料の電話機」
タイムマシン ×恐竜「雨」
ロケット×セールスマン 「冬きたりなば」
パスワード×恋人「愛の鍵」
二重人格×日記「交代制」
惑星探査機×ヘビ「ヘビとロケット」


LETTER-COUNT SAMPLES

星作品が何文字で書かれているのか、参考例をあげてみます。
一般は上限が10,000字。ジュニアは5,000字です。
どの部門も文字数の下限はありませんので、いくら短くても問題ありません。

オアシス651字
ボッコちゃん1,984字
おーい でてこーい 2,555字
不満3,510字
生活維持省4,761字
最後の地球人5,396字
天使考6,413字
セキストラ7,219字
8,931字
凍った時間9,290字
午後の恐竜10,314字


ARCHIVES

これまでの受賞者
これまでの審査員
これまでに寄せたコメント
これまでのビジュアル
星新一賞の受賞歴等



SPONSORS and SUPPORTERS

主催
日本経済新聞社

後援
文部科学省

協賛
アマダホールディングス 旭化成ホームズ 図書カードNEXT

協力
星ライブラリ 小松左京ライブラリ 日本SF作家クラブ
エヌ氏の会 きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ
日本SF大会 国立科学博物館 世田谷文学館
情報処理学会 人工知能学会 日本ロボット学会 ロボカップ日本委員会
お茶の水女子大学 はこだて未来大学 東京工業大学
東京造形大学 国立高等専門学校機構 日経サイエンス
電気通信大学人工知能先端研究センター 心斎橋大学・東京作家大学

特別協力
国立新美術館





*星新一は、アイザック・アシモフが『空想天文学入門』の「とほうもない思いつき」という章で論じた科学的発見の原理を、小説の創作にあてはめて紹介し解説しています。 ここに掲載したのは、それを星マリナが要約したもの。 原文は、『きまぐれ博物誌』でご確認ください。

文字数リストの作成には「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」の村井源さん(東京工業大学 助教)にご協力いただきました。





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